福岡の企業トップに聞く2025年の『変革』 JR九州「安全を最優先に」 西鉄「ワンビル 新たな天神へ」 イオン九州「インフレ下での小売業の構造改革」
テレビ西日本
2025年の干支はヘビ。 ヘビは脱皮することから、「変革の1年」になるとも言われています。 そんな年に福岡はどう変わっていくのか、地元経済界のトップたちに聞いてきました。 7日、福岡市のホテルで開かれた恒例の新年祝賀会。 集まったのは、福岡経済をけん引する地元企業のトップたちです。 ◆川崎キャスター 「今年の干支ヘビといえば『脱皮』ということで、地元企業のトップたちに、今年、会社がどう変化してどう生まれ変わっていくのかを書いてもらいたいと思います」
まずは西鉄の林田浩一社長です。 ◆西鉄 林田浩一 社長(59) 「5年ぶりにワンビルの方に本社が移転いたします。自らが乗り込んでいって、天神に新たな息吹を与えていく。そういう年にしていきたい」
再開発で生まれ変わる天神の新たな顔として西鉄が建設を進めているのが、今年4月に開業する「ワン・フクオカ・ビルディング」。 福ビルとして親しまれた福岡ビルや天神コアなどの跡地に建つ、地上19階、地下4階の複合商業ビルで、地元の人気飲食店から世界の超一流ブランドまで約120店舗の出店が予定されている大注目の施設です。
◆西鉄 林田浩一 社長 「私どもが大きなビルをひとつ造った。これから連鎖的に博多駅の方でも進んでいきますし、100年に1回の都市大改造が進んでいます。あとは中身をどうしていくか。そこはやはり民間の力もですけれども、公の力も借りながら、まさに官民一体となって盛り上げていきたい」 このワンビルに先がけ、天神では1月31日、複合商業ビル「ヒューリックスクエア福岡天神」が開業するほか、3月には「福岡市民会館」が「福岡市民ホール」としてリニューアルオープン。 そして、福岡空港国際線ターミナルも第2滑走路の運用開始に合わせてグランドオープンする予定で、福岡の街が大きく変わります。
続いてはJR九州の古宮洋二社長。 じっくり時間をかけて書いた内容は… ◆JR九州 古宮洋二 社長(62) 「昨年来、いろいろ皆さん方をお騒がせさせましたので、安全を最優先にというのは今年の大きな課題であります」