有機フッ素化合物汚染源調査にかかる専門家会議
QAB 琉球朝日放送
アメリカ軍基地周辺の湧き水などから高濃度で検出されている有機フッ素化合物・PFAS。県は2024年11月6日、汚染源調査に関する専門家会議を那覇市で開きました。 県の「有機フッ素化合物汚染源調査に係る専門家会議」は、地下水や環境科学を研究している有識者で構成されていて、2024年度2回目の開催となりました。 2024年11月6日の会議では、県が2022年度から実施しているボーリング調査と水質調査について2024年度、新たに調査を実施した地点の状況報告などが行われました。 そのなかで普天間基地の南側にある高濃度のPFASが検出されている湧き水と普天間基地がつながるとされる地下水の流れについてのデータが得られたとしています。その一方で別の地点では基地周辺や湧き水などとPFASの数値が近くなかったことから地下水が狭い流れで流れていることが考えられるとしています。 専門家会議では、2025年2月にこれまでの調査結果を取りまとめることにしていて今後の調査の必要性なども検討することにしています。
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