【難読地名】50代に聞いた「地元民しか読めない!」と思う奈良県の市町村名ランキング! 2位は「曽爾村」、1位は?
どの地域にも、地元の人にしか読めないような地名があるものです。そこで、ねとらぼでは2024年4月8日~4月15日にかけて、「『地元民しか読めない』と思う奈良県の市町村名は?」というアンケートを実施しました。 【画像:ランキング13位~1位を見る】 今回は投票いただいた中から、「50代」と回答した人の152票をもとにした結果を紹介します。「地元民しか読めない!」と支持を集めたのは、どの市町村名だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
●第2位:曽爾村(そにむら)
第2位は、21票を集めた「曽爾村(そにむら)」でした。 奈良県の北東部に位置する曽爾村は、1889年の市町村制実施により、8つの村が合併して誕生。豊かな自然に恵まれたエリアで、村の大半を占める山地は室生火山群と呼ばれ、「室生赤目青山国定公園」にも指定されています。また、漆塗り発祥の地としても知られているほか、神話や伝説など、数々の物語が残る歴史とロマンにあふれるエリアです。 曽爾の地名の由来には諸説あるようですが、「曽」は「石」、「爾」は「丘地」を表すため、「曽爾」とは「小さな石の多い土地」という意味があるようです。「そに」という地名は、古事記にも登場しているため、長い歴史がある地名だと言えるでしょう。
●第1位:平群町(へぐりちょう)
第1位は、41票を集めた「平群町(へぐりちょう)」でした。 奈良県の北西部に位置する平群町は、周囲を緑深い美しい山々に囲まれた、自然の豊かなエリアです。かつて有力な豪族・平群氏が本拠地とした土地で、聖徳太子が開いたとされる「信貴山朝護孫子寺」をはじめ、歴史的建造物や古墳などが多いところも特徴。農業が盛んに行われていて、日本有数の生産量を誇る小菊をはじめ、バラやブドウ、イチゴなどの産地としても知られています。 「平群」は、かつて倭健命(やまとたけるのみこと)が、「命の全けむ人は畳薦 平群の山は……」と詠んだ伝説が伝わっており、古くから存在する歴史のある地名のようです。
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