DeNA戦力外の大田泰示、胴上げは固辞「現役でやるのでまだ早い」 後輩たちにはエール
(ファーム日本選手権、ソフトバンク2-6DeNA、5日、サンマリン宮崎) DeNAから来季の戦力外を通達されている大田泰示外野手(34)が「4番・左翼」で出場。4打数2安打をマークした。七回に代走を送られると拍手に包まれて交代。試合後には応援歌を響かせる左翼席の手前まで歩いて挨拶に向かった。 【写真】三浦監督に抱きしめられるDeNA・大田泰示 球団初のファーム日本一に貢献。ベイスターズでの〝ラストゲーム〟を終え、仲間たちからは胴上げをうながされたが、「僕はまだ現役でやるので、まだ早いです」と固辞した。 今季は1軍出場なく、ファームでともに過ごした若手選手たちには「たぶん彼らが日本一をつかむ選手になってくると僕は思っているので。げんにこうやってファームではありますけど、しっかりリーグで優勝して、こういう一発勝負でもみんな力を出せた。これはいい経験だったと思うので、そういう経験をして強くなっていくことが一番大事。すごくたくましい、成長したと思いますし、僕も若手にまじっていい競争ができたと思う。今日の試合を見てもわかるように、しっかり戦えたのは大きかったと思います」とエールを送った。