日本のアマチュアに適している!? フォーティーンのウェッジはなぜ昔から人気があるのか?
「RM-α」は「DJ-6」よりも操作性がある
次は「RM-α」の58度を試打していきます。「RM-α」にはローバンスの「L」、ミドルバンスの「M」、ハイバンスの「H」の3タイプがあります。
ルイゴルフ「『DJ-6』に比べると、すごく操作性がいいです。バンスの違いで言えば『L』はダフリのミスが多くなる印象です。少しボールの手前にヘッドが落ちるとザックリしてしまいます。ハイバンスの『H』は抜け感が良くなかったです。1番良かったのは『M』でミスが出ませんでしたし、ソールの当たり方がイメージ通りでした」 ルイゴルフさんの試打の様子を見て、澤田さんは以下のように話します。 澤田「ローバンス、ミドルバンス、ハイバンスの3タイプの中で、アプローチの入射角と1番合っていたのがミドルバンスだと思います。バンスの選び方としては上級者がローバンスを選ぶというイメージを持っている人も多いのですが、技術的な問題だけではなくて、スイングタイプとの相性も大切です。大きく分けると、入射角が浅いタイプはローバンスと相性がいいですし、ダウンブローに打ち込むタイプはハイバンスにした方がヘッドが刺さりません。ルイゴルフさんのような標準的な入射角だとミドルバンスとマッチする可能性が高いです」 最後に、フォーティーンのウェッジを初めて打ったというルイゴルフさんに感想を聞きました。 ルイゴルフ「『DJ-6』はもちろんですが『RM-α』も想像していたよりもやさしめでした。海外メーカーのウェッジほどアスリート系の印象はなくて、お助け感があります。『RM-α』は10ヤードとか20ヤードくらいの短い距離でもキュキュッとボールが止まってくれます。このスピン性能には驚きました。日本のアマチュアゴルファーにとってフォーティーンのウェッジはすごく使いやすいと思います」
【撮影協力】 4plus FITTING LABO & GOLF SALON
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野中真一