『虎に翼』「わたくしは絶対に認めませんよ!」航一の改姓宣言に激怒した継母・百合。その理由を巡って視聴者「本性が出た?」「反対されて普通の時代」「星家を必死に守ってきた人の前で…」
◆8月20日の『虎に翼』 現在放送中の伊藤沙莉さん主演・連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)。第21週「貞女は二夫に見えず?」の102回が8月20日に放送され、話題になっています。 明日の『虎に翼』あらすじ。星家にやってきた寅子と優未。航一のある提案に、継母・百合は大反対するが…<ネタバレあり> *以下、8月19日放送内容のネタバレを含みます。 結婚したらどちらかの名字が必ず変わることに改めて気付いた寅子は、自分が星姓を名乗るべきか佐田姓を名乗るべきかで悩む。 そしてそんな寅子の様子を娘・優未(毎田暖乃さん)は心配そうに見つめていた。 寅子は轟(戸塚純貴さん)の事務所を訪ね、軽はずみな発言をしたことを謝罪する。その上で名字についての悩みを相談。答えがはっきりとは決まらないまま星家へ向かうがーーといった話が描かれました。
◆あらためてあらすじ 星家を再び訪れた寅子と優未。 星家の家族と一緒の食事会の合間、「優未さんも加わったら、もっと仲良くにぎやかになるわね」と喜ぶ百合。空気を読んだ長男・朋一(井上祐貴さん)が「百合さん…」と呼びかけます。 一堂に謝る百合。 すると箸をおき「ちょうどよかったです。みんなにも今日、話そうと思っていたんだ」と言い出す航一。 続けて「結婚したら…ぼくが佐田姓になるって」「ぼくは名字に何のこだわりもない」「名字がどうあろうと法的な親族関係は保証されるわけで…」と話したところで、百合が「いけません!」と航一の話を遮ります。 「そんなこと絶対にいけません!亡きお父様に、朋彦さんに顔向けできない。わたくしは絶対に認めませんよ!」と怒りをあらわにしたところでドラマは幕を下ろすのでした。
◆ネットの声 航一の改姓宣言に、激しく怒りを示した継母・百合。なぜ百合があれほどまでに怒ったのか、その心境をめぐって、ネットでは推理合戦が繰り広げられています。 「本性が出た? でも戦前ならともかく、戦後だから亡き朋彦の財産も半分いくはずなのに」「女性が姓を変えるのが当たり前と思われていた時代。妻の姓になる、と言ったら反対されるほうが普通」「寅子のファンだろうと、星家の方が格上、と考えているのでは」「夫は去り、航一も留守がちな星家を、百合さんが必死に守ってきたのだろうに…。航一の宣言はあまりに乱暴」といった声が交わされていました。 朝ドラ通算110作目となる『虎に翼』は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんがモデル。昭和の法曹界を舞台に、激動の時代を描いたリーガル・エンターテインメントです。 仲野太賀さんや石田ゆり子さん、松山ケンイチさんらが出演し、尾野真千子さんが語りを、脚本は吉田恵里香さんが担当。 主題歌『さよーならまたいつか!』は米津玄師さんが手掛けています。
「婦人公論.jp」編集部
【関連記事】
- 明日の『虎に翼』あらすじ。星家にやってきた寅子と優未。航一のある提案に、継母・百合は大反対するが…<ネタバレあり>
- 『虎に翼』「目覚めた時に隣にいて」気持ちが高まる航一。しかし寅子も星家も反応は…視聴者「プロポーズした、じゃないわ」「部屋も家族もとことん暗い」「目を合わせようともしない…」
- 『虎に翼』退屈な父・航一が遠い地ではしゃいでいた姿を彼女・寅子から聞かされた家族は「スン…」。視聴者「楽しい思い出あったのかな」「仕事人間だと納得していただろうに」「この先不安しかない」
- 『虎に翼』無力感を覚える寅子を置いて、上京していった美佐江。進学先が<東大>という事実に視聴者「この先の美佐江の動向は!?」「光クラブ事件を想起」「もしや東京で再会」
- 『虎に翼』次週予告。寅子は<結婚>へ進むも、轟は恋人・遠藤との関係を「俺らが死ねば世の中からなかったことになる」と語る。「結婚するのをやめる」と話す航一。祝杯をあげる竹もとには懐かしいあの人の姿が…