パナソニックの最速153キロ右腕・定本拓真が1回2/3を無失点 関大の後輩・金丸に「負けたくない」
◇社会人野球第74回JABA京都大会 Bブロック パナソニック3―5シティライト岡山(2024年4月25日 わかさスタジアム京都) パナソニックの最速153キロ右腕・定本拓真投手が3番手で救援し、1回2/3を無失点に抑えた。 「最近、調子が戻ってきていた。ピンチの場面を任されたので、とりあえずゼロに抑えようと」 2―2の5回1死一、二塁でマウンドへ。初回に適時二塁打を放っていた3番・丸山高明を二飛に打ち取ると、4番・森田貴は145キロの速球で一ゴロに仕留めた。6回も続投し無失点。球場のスピードガンでは140キロ台後半を何度も計測しており「それくらいは出ていたと思います」とうなずいた。 関大から入社2年目で、今秋ドラフト1位候補左腕の金丸夢斗は2学年後輩にあたる。 「よくリーグ戦の後に連絡をくれるんですけど“149キロしか出えへんかった”とか嫌味を言われる」と苦笑い。自身もドラフト指名の解禁年を迎えただけに「負けたくない。同じ大学出身として一緒に頑張りたい」と誓った。