メジャー屈指の打球速度! 決め手は耳の横! ドジャース・大谷&カブス・鈴木はいかにして"和式バッティング"を脱却したのか?
鈴木が"脱和式"に至ったのは、MLB1、2年目の失敗経験がきっかけのようだ。 「MLB1年目は打率.262で本塁打14本。そこで2年目は肉体改造で巨大化したもののケガにつながってしまい、その反省から打ち方を進化させました。昨季途中ぐらいでいい感覚をつかみ、最終的に20本塁打、打率.285の好成績を残せたのです」 実は日本球界でも、"脱和式"で結果を出す選手が増えているという。 「ソフトバンクの柳田悠岐も耳の横で構えていますし、同じくソフトバンクの山川穂高も大谷のようにバットを肩に乗せてグリップを耳に近づけ、そこからバットを立てているだけ。今年のソフトバンク打線が打ちまくっているひとつの要因だと思います」 *成績は現地5月27日時点 文/オグマナオト 写真/時事通信社