入居月が「12月→1月」に変わるだけで、住宅ローン減税額が「10万円」も違う!? 控除金額を「年末・年始」で比較
住宅ローン控除を利用する際のポイント
住宅ローン控除は入居時期によってトータルで受けられる金額が前後しますが、ほかにもお得に利用するためのポイントがあります。 例えば、繰り上げ返済のタイミングです。住宅ローン控除を受けている期間中に繰り上げ返済をおこなうと、ローン残高が減り、住宅ローン控除の金額も減少してしまいます。ただし、ローンの金利が住宅ローンの控除率(最新では0.7%)以上の場合、早めに繰り上げ返済をした方がお得になる場合もあります。 また、夫婦で住宅ローンを組むとそれぞれが住宅ローン控除を受けることも可能です。この場合、どちらか片方だけがローンを組むよりも大きな控除を受けられる可能性もあります。 ほかにも、住宅ローン控除には住宅の性能も条件の1つです。省エネ基準を満たした物件を選択するようにしましょう。
まとめ
住宅ローン控除はお得な制度ですが、入居時期によっては損をしてしまう可能性があります。入居する物件の条件などによって控除額が変わる場合もありますので、気になる際には不動産会社などによく確認しておきましょう。 出典 国税庁 No.1212 一般住宅の新築等をした場合(住宅借入金等特別控除) SBIホールディングス イー・ローン 住宅ローンの控除(減税)シミュレーション 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部