ゴルフを通じた人間形成を 「ファースト・ティ・ジャパン」がPGA選手と交流イベント
◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 3日目(26日)◇アコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉)◇7079yd(パー70) 【画像】ZOZOをフォト観戦 米国フロリダ州で1997年にスタートした活動を日本で展開する「ファースト・ティ・ジャパン」が3日目を29位で終えたPGAツアーメンバーのジョエル・ダーメンと交流イベントを行った。 同団体はゴルフを通じた子どもの人間形成を目的に、東京相武CCなど全国のゴルフ場でイベントを開催。小学6年生までを対象に、目土の必要性やショット時は私語を控えるなどのマナー、規則を通じて「他人を思いやる心」を教えている。
この日はダーメンによるデモンストレーションや質疑応答、写真撮影、サイン会を実施した。 ダーメンはカナダのツアーで戦っていた2011年2月に精巣がんが判明しながら、カムバックして14年に同ツアー賞金王となり、17年からPGAツアーに参戦して21年「コラレスプンタカリゾート&クラブ選手権」で初優勝を飾った。困難を乗り越えてきた36歳は、緊張した時の対処法を聞かれて「周りの景色を見て、気持ちを落ち着かせるといい。でも、緊張は悪いことじゃないよ」と回答。参加者の子どもたちだけでなく、大勢のギャラリーも集まり、イベントは盛り上がっていた。(千葉県印西市/松島流星)