【SUPER GT 第8 戦 /モビリティリゾートもてぎ】ADVANユーザーのJLOC ランボルギーニ GT3が勝利!
2023年のSUPER GT最終戦となるもてぎ大会が、栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催された。
最終戦は全車がサクセスウェイトを降ろし、開幕戦以来のガチンコ勝負だ。ヨコハマタイヤ勢のGT300クラス「JLOC ランボルギーニ GT3」が見事に勝利を勝ち取り最終戦を飾った。
好天に恵まれ、昼間は11月らしからぬ温かさとなったもてぎだが、公式予選が行われた11月4日(土)の朝は濃霧に包まれ、気温15度、路面温度は20度とややひんやりとした空気の中で公式練習がスタートした。ただ、時間が進むにつれて上空も明るくなりGT300クラスの専有走行が始まる頃には気温は20 度、路面温度は30 度まで上昇。日向で観戦するGT ファンには汗ばむほどの陽気となった。
一夜明けた5 日(日)、決勝レースを前に20分間行われるウォームアップ走行は気温21度、路面温度28度というコンディション。上空には少し雲も見え、想定していたよりは涼しい状況だ。スタート開始時刻が近づくにつれ、上空にはやや暗い雲が広がり始める。予報では雨のマークがちらつく時間帯もあったが、気温22度、路面温度27度というコンディションでパレードランがスタート。さらにフォーメーションラップを経て、いよいよ63 周の決勝レースがスタートした。
GT500クラスでは「リアライズコーポレーション ADVAN Z」が5番手で序盤を周回。スタートから5 周を過ぎたところで、ピットで雨粒が確認される。走行している車両も数台はワイパーを動かし、やはり雨が降っている様子。後半にフルコースイエロー(FCY)が掲示されるアクシデントがある中、激しいバトルが繰り広げられた。残り10 周を切る頃になると再び雨が降り始めるが、今度は雨脚が強く周囲ではウェットタイヤに交換する車両も現れた。
最終的にはドライタイヤのままでレースを続行する戦略をとった「WedsSport ADVAN GR Supra」が63周を無事に走破し、8位でチェッカー。「リアライズコーポレーション ADVAN Z」は、終盤に雨が降ってきたところでウェットタイヤへの交換を選択。14位でチェッカーを受けた。