チチパス 痛恨の2回戦敗退、世界87位に苦杯「ベストを尽くしたけど…」<ウィンブルドン>
ウィンブルドン
テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は4日、男子シングルス2回戦が行われ、第11シードのS・チチパス(ギリシャ)は世界ランク87位のE・ルースブオリ(フィンランド)に6-7 (6-8), 6-7 (10-12), 6-3, 3-6で屈し2回戦敗退となった。 【ジョコビッチ、シナーら ウィンブルドン組合せ】 世界ランク11位で25歳のチチパスが同大会に出場するのは7度目。最高成績は2018年と2023年の16強となっている。 今大会は1回戦で世界ランク84位のダニエル太郎を下し2回戦に駒を進めた。 25歳のルースブオリとの顔合わせとなった2回戦、チチパスは第1セットと第2セットを接戦となったタイブレークの末に落とし後がなくなる。 第3セットでは第4ゲームで1度のブレークを果たし1セットを返したものの、第4セットではルースブオリから1度もブレークポイントを握ることができず、自身は第6ゲームでブレークを許し、2回戦敗退となった。 試合後チチパスは「リードすることができなかった。難しい試合だった」と語った。 さらに「第2セットのタイブレークを取っていたら、少し違う結果になっていたかもしれない。ベストを尽くしたけど、うまくいかなかった。自分の戦い方、決して諦めなかった姿勢を誇りに思う。もっと上達する道に進み続けるつもりだ」と口にし、今後に目を向けた。 一方、勝利したルースブオリは3回戦で世界ランク58位のG・ペリカー(フランス)と対戦する。ペリカーは2回戦で同90位の西岡良仁を下しての勝ち上がり。
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