鹿児島2区で2選の三反園訓氏 自民会派入りを了承
南日本放送
今月27日投開票の衆院選で鹿児島2区で当選した無所属の三反園訓さんが、自民党の会派に入ることが分かりました。 JNNの自民党幹部への取材によりますと、自民党は今回の選挙で目標としていた「自民、公明で過半数」の233議席を大きく下回り、与党215議席にとどまったことから、改選前、会派に所属していた無所属の三反園訓さんに会派入りを呼びかけ、31日までに了承を得られたということです。 三反園さんは31日、奄美市で辻立ちを行いました。 (鹿児島2区で当選 三反園訓氏)「これまで3年間も自民党の会派に入って自民党として活動させていただいた。与党として活動してきたので、引き続き与党として奄美のみなさんの思いにこたえるべく、働いていきたい」 三反園さんは自民党の二階派に所属していましたが、政治資金問題を受けて二階派が解散したあとは、自民党・無所属の会に籍を置き、保守系無所属として活動していました。 衆院選の公示前には、自民党入りと公認候補としての立候補を党本部に申請していましたが、同じく申請していた比例九州前職で鹿児島2区支部長の保岡宏武さんが公認候補となりました。 しかし保岡さんは三反園さんに敗れ、比例での復活当選もなりませんでした。
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