「世界の野球選手に光を」開発途上国からの渡航を援助、トライアウトへ JWLとJICA沖縄
ジャパンウインターリーグ(JWL)と国際協力機構沖縄センター(JICA沖縄)は27日、浦添市前田のJICA沖縄で「世界の野球選手に光を」プロジェクトの記者会見を行い、ホンジュラスからダビッド・アルトゥーロ・サバラ・ヌニェス(17)を招へいしたと発表した。開発途上国からプロを目指す選手の渡航費用な どを援助し、沖縄でのトライアウトに参加してもらう。 ダビッドは184センチ、95キロで直球が持ち味の投手。打撃力もあり、投打に活躍できるという。動画や書類での審査を通し、6カ国8名の候補者から選ばれた。ダビッドは「国の若い選手の希望となり、国際的な舞台で挑戦する道を切り開きたい」と意気込んだ。 JWLを運営するジャパンリーグ代表取締役の鷲崎一誠氏は「投打に才能がある。球速、スイングスピードももっと伸びる大器だ」と選出理由を語った。JWLは12月19日まで、沖縄市のコザしんきんスタジアムで行われる。
(名波一樹)
The Ryukyu Shimpo Co., Ltd