ジャパン招集の佐藤主将&矢崎、ルーキー服部も先発する「早稲田大学」の2連勝か。「日本体育大学」の初勝利か。関東大学対抗戦2024
王者・帝京大との初戦は6-67で敗戦。後半スタート時などは帝京大と白熱の攻防を展開したが、敵陣でキックを多用する戦術がハマらなかったこともありノートライに終わった。
早稲田大戦では、鍛錬してきたランニングラグビーを進化させた「ハイスピード・ランニングラグビー」を見せられるか。
そのために、まず帝京大戦で劣勢となったセットプレー、スクラムの安定が重要だろう。早稲田大の今季スクラムはよりパワフルになっており大学最高峰だ。セットプレーの盤石がアップセットの土台となるだろう。
早稲田大戦の先発は、開幕節からの変更がワセダクラブ出身のWT原田来紀など4名。フロントローのPR築城峻汰(3年)、HO萩原一平主将(4年)、PR中野佑晟(3年)らは変わらない。センターコンビは相手10番服部の高校先輩にあたる佐賀工出身の川越大地(3年)、勝目龍馬(4年)だ。
ウイングには日体大柏出身で、188cmの大型WTBトアニトニ・キオカタ(3年)が今季初出場・初先発。
帝京大戦はノートライだっただけに、打開力あるトアニトニ・キオカタにかかる期待は大きい。早稲田大にとってもスペースを与えると恐いランナーだ。
早稲田大の2連勝か。日体大の番狂わせか。注目のキックオフは12時30分。舞台は日曜日の秩父宮だ。
多羅 正崇