【ライブレポート】私立恵比寿中学『秋田分校FINAL』笑顔のなか閉校「出会えたことに感謝」
■「10年間用務員さんに育ててもらって、秋田分校を作ってくれている皆さんと出会えたことに感謝しています」(小林歌穂) 【画像】『秋田分校』名物の“藤原美幸一座” 私立恵比寿中学が、11月16日に秋田県・あきた芸術劇場ミルハス 大ホールにて9回目となる『私立恵比寿中学秋田分校 FINAL~フィナーレはいつも笑顔で~』を開催した。 “秋田の魅力を私立恵比寿中学を通じて全国に発信する”というコンセプトのもと、えびちゅうと秋田県のコラボレーションとして2015年にスタートしたABS秋田放送主催の本企画。 2024年3月15日、これまで秋田分校を守り続けてきた“用務員”こと佐々木充広氏が天国に旅立った。 これを受け、用務員さんの明るく人懐っこい人柄を偲ぶ弔意を込めて、私立恵比寿中学スタッフをはじめ、秋田分校への歓迎ムードを作っていただいた企業の皆様、そして、秋田分校には欠かせない藤原美幸さん、NAMAHAGE郷神楽、キャミソウルブラザーズ、いぎなり東北産など出演者の協力を得て、最後の『秋田分校FINAL』を開催することを決定した。 今回はその最後の秋田分校での私立恵比寿中学出演パートをレポートする。 オープニングでは秋田分校皆勤賞のABS秋田放送の関向良子アナウンサーが登場。毎年恒例となっている”秋田分校・生徒会長”小林歌穂による「ここに集いし秋田を愛する我々は、長く続いたこの秋田分校を最後の最後まで笑顔で楽しむことを誓います!」の開会の宣言にて開幕した。 「ebiture」が流れると私立恵比寿中学のライブがスタート、1曲目は「イート・ザ・大目玉 with NAMAHAGE郷神楽」。迫力のある太鼓の音色に合わせたコラボパフォーマンスで会場をつかむと、MCでは恒例になっている秋田の方言での挨拶に挑戦。続く楽曲は「Knock You Out!」「BLUE DIZZINESS」を披露。 自己紹介を終えると「トーキョーズ・ウェイ!」「きゅるん」「ヘロー」と3曲続けて歌い上げ会場を盛り上げた。 ここで秋田分校の”名物”となった“藤原美幸一座”が登場。「でかどんでん with 藤原美幸一座」を披露しアッパーチューンとお囃子のコラボレーションで秋田分校ならではの空気が会場を包んだ。 続くブロックは「Go!Go!Here We Go!ロック・リー」「春休みモラトリアム中学生」「HOT UP!!!」「頑張ってる途中」と、懐かしい曲を中心に会場の声援は最高潮へ。 ライブも終盤に差し掛かり、「イヤフォン・ライオット with キャミソウルブラザーズ」では、キャミソウルブラザーズのダンスで会場を盛り上げると、「響」「スーパーヒーロー」を熱唱。 クライマックスはオールキャストを呼び込んでの「MISSION SURVIVOR」。会場にいる全員がタオルを振り回して一体となった。 ”秋田分校・生徒会長”の小林歌穂は「10年間用務員さんに育ててもらって、秋田分校を作ってくれている皆さんと出会えたことに感謝しています。用務員さんから繋いでいただいた縁、皆さんと出会えたことに感謝しています。これからも秋田県を盛り上げていけるように頑張っていけたらと思います」と感謝の言葉で締めくくった。 【セットリスト】 SE.ebiture M1.イート・ザ・大目玉 with NAMAHAGE郷神楽 M2.Knock You Out! M3.BLUE DIZZINESS M4.トーキョーズ・ウェイ! M5.きゅるん M6.ヘロー M7.でかどんでん with 藤原美幸一座 M8.Go!Go!Here We Go!ロック・リー M9.春休みモラトリアム中学生 M10.HOT UP!!! M11.頑張ってる途中 M12.イヤフォン・ライオット with キャミソウルブラザーズ M13.響 M14.スーパーヒーロー M15.MISSION SURVIVOR 私立恵比寿中学 OFFICIAL SITE https://www.shiritsuebichu.jp/official/pc/
THE FIRST TIMES編集部