先発して6回無失点と好投したDeNA庄司（撮影・小早川宗一郎）

＜イースタン・リーグ：DeNA－ロッテ＞◇28日◇横須賀 　DeNAが大洋時代の82年以来、42年ぶりにイースタン・リーグ優勝を果たした。125試合で68勝48敗9分けとなった。 【写真】「ウッディ」そっくり？の庄司 　この日も攻守ががっちりかみあった。1回1死、ルーキー石上の4号ソロで先制すると、右手首の負傷から21日ぶりに実戦復帰した松尾が2死一塁から左翼越えの適時二塁打で2点を先取した。 　3回1死一塁からもルーキー井上の右翼への適時二塁打と、1死三塁から松尾の中犠飛で2点を追加。6回には西浦の適時打、1軍から2軍にゲーム参加中の度会が押し出し四球を選ぶなど、さらに4点を追加した。 　投げては先発の育成ルーキー庄司が6回4安打無失点と好投した。2番手には左肩の肉離れで離脱していた石田健が約3カ月半ぶりに実戦復帰して1回無失点に抑えた。3番手には山崎が16日に1軍の出場選手登録を抹消されてから実戦初登板した。 　リリーフでは育成の渡辺がチーム最多の47試合に登板して防御率2・30をマーク。ディアス、堀岡、松本凌、宮城も30試合以上に登板した。打線では井上、フォードがチーム最多の8本塁打。2年目の松尾も打率3割2分7厘、3本塁打と堂々たる数字を残した。