巨大蛾「クスサン」が現れる 2023年に札幌でウジャウジャ大発生 今年もススキノなどで目撃相次ぐ 近郊の山で羽化し飛来か 美唄市や留萌市でも確認 北海道
UHB 北海道文化放送
札幌市の一部で2023年に大発生し、ムシ嫌いの市民を震撼させた蛾「クスサン」が今シーズンも札幌市のススキノなどで目撃されています。
クスサンは羽を広げると大きいもので10センチ以上になる蛾で、山や森で幼虫からサナギになり、8月下旬から9月上旬にかけて羽化します。 羽化すると寿命は1週間から10日ほどで、エサや水も飲まず交尾する相手を探して産卵します。 毒はありませんが、札幌市の一部では2023年に大発生しました。
大発生のメカニズムはわかっていませんが、幼虫が木の葉を食い尽くし枯らしてしまうこともあるということです。 今シーズンはススキノのほか、美唄市や留萌市でも確認されています。 札幌市では西区西野や手稲区など山が近い地域でも確認されていて、山からススキノに飛んできているとみられます。 クスサンの発生は、9月上旬がピークになるとみられます。
UHB 北海道文化放送
【関連記事】
- 【緊迫の一部始終】ヒグマが目の前まで接近 クマ除けスプレー構えながら後退するも…約100メートルつきまとわれる 登山道が閉鎖に 北海道・大雪山国立公園
- 基準の"6倍アルコール”を検出 飲酒運転で現行犯逮捕の自称・会社員53歳男「ビールを2杯飲んだだけ」と開き直り? 無灯火走行を覆面パトカー見逃さず 北海道旭川市
- 【危険運転を認定】札幌の繁華街”ススキノ”でのひき逃げ事件 札幌地裁「身勝手で交通法規を軽視する行為」と懲役2年8か月の実刑判決 故意ではないとの弁護側主張を認めず 北海道
- 甘く見たらダメ! キケンな室内カビ 「急性過敏性肺炎」になる事も 吸い続けると"慢性化"リスク増大 北海道の高校でカビ大発生 生徒4人が「目の充血や、せき、吐き気」訴え 臨時休校
- 珍しい昆虫1100匹大集合! 目玉は「モルフォ蝶」青く光る美しさは”世界一” 力士の顔のような模様にバイオリン形の姿の昆虫も 8月18日まで 北海道札幌市