10月の県内求人1.94倍 3か月連続で上昇 79か月連続全国トップ
10月の県内の有効求人倍率は1.94倍と、3か月連続で上昇し、79か月連続で全国トップとなっています。 福井労働局によりますと、仕事を求める人1人に対して、何人求人があるかを示す有効求人倍率は、10月は1・94倍と前の月より0・01ポイント上昇し、79か月連続で全国1位となっています。 有効求人数は2万560人で18か月連続で減少しています。 また、新規求人数を産業別にみますと、物価高による節約志向の高まりで、ドラッグストアなどの利用客が増加したことから卸売・小売業は前年同月比で105人、医療・福祉でも100人増加しています。 福井労働局は基調判断について「求人が求職を大幅に上回って推移しているが、物価上昇等が雇用に与える影響に注視する必要がある」と判断を据え置いています。