雪舞う元日の初詣、巳年の一年に願いを込めて 山形・諏訪神社、「神社めぐりバス」運行も
新年を迎えた1日、県内の寺社には大勢の初詣客が訪れた。「家内安全」「飛躍の一年に」。雪が舞う中、晴れ着姿の女性や訪日外国人客の姿もあり、巳(み)年の一年にそれぞれ願いを込めて手を合わせた。 山形市諏訪町1丁目の諏訪神社(沢村禎三宮司)では、午前から長蛇の列ができた。母親の実家がある同市で年末を過ごした茨城県の小美玉(おみたま)市小川南小4年田中凜太朗さん(10)、同2年茉琴(まこと)さん(8)きょうだいは「家族みんなが仲良く過ごせる一年になってほしい」と願った。 就活や大学合格を祈ったのは、同じ中学出身の同学年5人組。惺山高2年の飯沢寿宜(としき)さん(17)は最終学年への進級を控え、「進路を決める時期。努力の年にしたい」と強調した。 今年は同神社など市内の4神社が「神社めぐりバス」と銘打ち、JR山形駅東口を発着点に4神社を巡回する循環バスを3日まで運行している。