欧州カップ戦で通用するレベルにあるのか

セルティックは3連勝スタートを切っているが…… photo/Getty Images

今季も開幕から3連勝を記録し、スコットランド国内リーグで快調なスタートを切った王者セルティック。ライバルのレンジャーズも2勝1分のスタートを切っていて、目立ったサプライズもない通常通りの始まりと言える。 ただ、スコットランド国内リーグの環境は特殊だ。王者セルティックの力が圧倒的すぎて、他クラブとの実力差に大きな開きがあるのだ。今季のセルティックは開幕3試合で9ゴール0失点と内容もパーフェクトだが、このスタートでも今季のセルティックが強いのか判断しづらい。 英『FourFourTwo』によると、レンジャーズでの監督経験もあるアリー・マッコイスト氏はセルティックの力に疑問を抱いている。セルティックもレンジャーズも『平均的なチーム』との評価で、仕上がりには納得していないようだ。 「正直に言えば、セルティックもレンジャーズも非常に平均的なチームだよ。昨季のセルティックはリーグ優勝に値した。彼らは優れた選手を擁する優れたチームではあったが、新たなシーズンを迎えるにあたってサポーターは自信を持っていないのではないか」 同氏はセルティックとレンジャーズの間に大きな実力差はないとの見方だが、確かに今のセルティックが欧州カップ戦でも戦えるレベルかは不透明だ。先日には中盤の大黒柱だったMFマット・オライリーをブライトンへ売却しており、この衝撃は大きいだろう。 今季もセルティックが国内リーグの優勝候補筆頭であることに変わりはないが、ブレンダン・ロジャーズ率いるチームが昨季からレベルアップ出来ているかは微妙なところか。