21歳ながら、早くも初の準優進出を決めた水谷理人

　ボートレース大村の「ミッドナイトボートレースin大村　1st」は28日、2日間の予選を終了。29日の9～11Rで行われる準優勝戦に駒を進めたベスト18が出そろった。最注目は予選を12位で通過し、デビュー初優出を目指す11R4号艇の水谷理人（21＝香川）だ。 　初日6Rを6コースから追い上げて3着とし、迎えた予選最終日。前半1Rでは6号艇からピット離れで5コース進入とすると、角度良くまくり差して1着。後半5Rは同じく5コースから3着とした。「後半の方が良かった。ペラをガラッと叩き変えて、伸びは少し落ちたけど、ターン出口の押しが良くなったし、こっちの方がいい。それでも伸びはトップ級。エンジンは力強い」と舟足は節一級。相棒56号機は現在の大村では最も勢いのあるエンジンで、今節も伸びを中心に強烈な噴き上がり。選手の乗りっぷりも抜群だ。 　132期の養成所チャンプでもある有望株は、デビュー初の準優進出に「うれしいです。4号艇ならいいですね。しっかりスタートを行って展開をつくるか、突くかしたい。スタートを行けば何かあると思うんで。優出したいです」と意気込んだ。この勢いでデビュー初優出へ突き進む。