ホコリが溜まりにくいチャンスは「1日に2回」 効果的な掃除の時間をプロに聞いてみた
つまり梅雨のころから夏にかけてチリダニのフンが発生し、寿命である2~3か月後には死がいも増えることで、秋ごろにアレルゲンがピークを迎えるのです。 梅雨入り前後からは、ダニが繁殖しにくい状態をつくるように意識をしてお掃除することをおすすめします」 【ダニを繁殖させない環境つくりのポイント】 『1.高温多湿な環境をつくらない』 除湿機やエアコンのドライ機能を使って室内の湿度を下げ、換気を心がけること。 『2.エサとなるものはこまめに掃除』 エサとなるような汚れ(フケ、アカ、髪の毛など)はこまめに掃除をする。 『3.布団は内部まで乾燥させる』 布団は万年床にせず、天日干しや布団乾燥機を使ってしっかり乾燥させること。ただし、ダニは50℃以上の環境を20分以上維持しない限り死滅しないため、天日干しだけではなく、枕カバーやシーツをこまめに洗濯し、垢やフケを取り除くこと。 掃除をおろそかにして、ホコリが溜まってしまうと、部屋を汚すばかりではなく、アレルギーの原因物質が溜まって身体に悪影響を及ぼす可能性もある。「ホコリくらいで」と軽視せずに、こまめな掃除と、ダニを繁殖させない環境つくりを心がけていきたいと思う。
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