神戸沖に体長14メートルのクジラ死骸…ノリの養殖区画に浮く、防波堤まで引航しつなぎとめる
神戸市は31日、神戸市垂水区塩屋町沖の海上でクジラの死骸が見つかったと発表した。 【写真】神戸港の防波堤につなぎとめられているクジラの死骸(神戸市提供)
市農水産課によると、10月30日朝、「ノリの養殖区画に死骸が浮いている」と、神戸市漁業協同組合から神戸海上保安部に連絡があった。巡視艇が、六甲アイランド南西沖の神戸港第7防波堤に死骸を引航、同日夜からつなぎとめている。
クジラは体長約14メートルで体重や種類は不明。漁具の損壊や船舶航行への影響は確認されていないという。
市は「処分方法や学術調査の必要性などを確認している」としている。