【三浦泰年の情熱地泰】年末恒例の今年の漢字は「税」だったが…2023年の日本は「球」技スポーツが熱く盛り上がった!!
8泊13日の強行日程でポルトガル、ブラジルへ
年末はシーズンを終えてそのままポルトガルのカズに会いに行き、ピッチ内でトレーニングを見させてもらい、カズの走る、ボールを蹴る姿を間近で見た。 そしてポルトガル2部でキャリアアップを目指す若い選手たちと話が出来たり、触れ合う事が出来た。 そして毎晩、カズたちと食事をして穏やかな楽しい時間を過ごせた。 さらにポルトガルから20時間以上掛けて(飛行移動時間は9時間)ブラジル、サンパウロへ移動した。サンパウロではパルメラスとフルミネンセの試合を生で観戦でき、少し仕事もした。 サンパウロでは亡き父を知る人たちと、父を偲びながら会食を楽しんだ。 遠かったけど来て良かったと思った。やはり第二の故郷なのであろう… 日系人の人々が良くしてくれて、サッカーを通した仲間は連絡をくれ、サンパウロまで車で5時間の道のりを駆けつけて来てくれた仲間もいる。 ポルトガル3泊、サンパウロ3泊と普通で考えれば滞在期間は短い。戻ってJリーグトライアウトの視察もあり、強行の8泊13日だった。 アメリカ経由で2泊休んで戻ったが、計5日は飛行機の中と空港内のラウンジでのトランジットだったので、正直疲れた。 12月は引退を発表した選手もいた。 小野伸二君は交流も深く、ホーム最終節は感動的だった。本山雅志君もカシマスタジアムで引退試合を行なった。柏木陽介君もまだ若いが、岐阜を最後の地として引退した。 皆、お疲れ様でした。 「寂しい」と本人たちに言ってはいけないかもしれないが、好きな選手がJリーグというステージでプレーする姿が見れないのは寂しいものだ。 12月17日には「駿河屋サッカー教室」のイベントでレジェンドマッチを実施。伸二と一緒にピッチに立ち、相手チームにはラモスさん、澤登と元チームメイトもいる。清水、磐田から現役選手も参加して、日本サッカー界に貢献した凄い選手ばかりが集まり、静岡の未来のために、プレーで言葉でたくさんのことを発信した。 いろんなイベントに参加したがもう一つ良いのは打ち上げなどのイベント後の会食だ(打上げパーティー)。たくさんの人と話が出来てサッカーをやっていて良かったと思う瞬間でもある。 そんなことで、12月31日、今年最後に書くコラムだが、やはり胃腸が少し疲れている(笑)。 明日は日本サッカー界の歴史で初めて元旦に日本代表戦があるらしい。これも楽しみだ。昔は天皇杯決勝を必ずやっていたが、元旦にサッカーの試合が戻って来るということは嬉しいことだ。 そして高校サッカー選手権は年末から年始に掛けて激しい闘いは続く。母校の静岡学園は初戦を6-0で勝ち抜いた。この後、大勝したあとの難しい試合に望む。 僕は母校の城内FCの初蹴りからスタート。ポルトガルのカズは久しぶりに欠席になるが、監督であった亡き叔父さんとクラブを創った亡き親父の為にもカズの来ない初蹴りをしっかり先輩、後輩、OB、現役選手たちと楽しんできたいと思う。 2023年ありがとう! 2024年がやってくる。 2023年12月31日 三浦泰年