旧優生保護法の下で不妊手術を強制されたとして県内の男女２人が国に賠償を求めた裁判で和解が成立したことを受け、木村知事は「心からおわびする」と謝罪しました。 【木村知事】 「誠に申し訳なく心からおわび申し上げます」 この裁判は、今年７月の最高裁判決を受け国が県内の原告の男女２人に慰謝料を支払うことで１１月７日に和解が成立しました。 木村知事は、先日の定例会見で「当時の法律に基づく事務執行だったとはいえ強制は人権上問題があり、熊本県も手術を進めてきたことはすべての被害者に対して申し訳ない」と謝罪しました。 そのうえで「来年１月に施行される補償制度への対応や相談体制を充実させる」としました。