電気自動車を選ぶなら知っておきたい「テスラ」。シンプルなのに個性豊かなラインナップをおさらい!
上記モデルSやモデルXよりも手頃な価格(原稿執筆時点で513万3000円~)だが、航続可能距離や加速力などのパフォーマンス、半自動運転などの先進的技術、未来的なインテリアは上位機種の引けを取らない。
現在日本では、最大航続距離573kmの後輪駆動車と、同706kmの4WD車、0-100km/h加速3.1秒で最大航続距離610kmの4WD車から選べる。
凹凸のある道や雪道でも走りやすいよう最低地上高は172mmと、モデル3より約40mm高く取られ、全高も高いため室内空間が広く、ラゲージ容量(ボンネット下も使える)も最大2158Lまで広げられる。だから外遊びに十分使える一台だ。
モデル3同様、価格が比較的手頃なこともあり、2023年の1年間でガソリン車も含めた世界中の新車の中で、最も売れた車となった。
現在日本では、最大航続距離507kmの後輪駆動車と、同605kmの4WD車、0-100km/h加速3.7秒で最大航続距離595kmの4WD車から選べる。
日本での販売が期待されている「サイバートラック」
弾丸の嵐の中をヒーローが乗って駆け抜けるSF映画に、CGなしで出演できるのがサイバートラックだ。
全長約5.7m、全幅約2.2m、全高約1.8mというフルサイズピックアップだが、フォードF150等とはまず見た目が全然違う。
弾丸も弾くし、0-100km/h加速は2.7秒とスーパーカーなみ。残念ながら今のところ日本での正式販売予定はない。
ニューモデルとして登場!? 第2世代「ロードスター」
テスラ社は、当時のロータスのオープンカー「エリーゼ」にパソコンのバッテリーを束ねて搭載した「ロードスター」から始まった。 そんな創業の祖であるロードスターのニューモデルを、マスク氏は2025年に生産を開始すると発表したのだ。
0-100km/h加速は1.9秒と2秒を切り、最高速度は402km/h以上と噂されているモンスターマシンだ。果たして、有言実行できるのか? 今後マスク氏がどんなポストをするのか、注目したい。 籠島康弘=文
OCEANS編集部