農家の視点で小学生たちがお金の使い方を学ぶ/青森・田舎館村
青森朝日放送
農家の視点でお金の使い方を学ぶ特別授業が、青森県田舎館村の小学校で開かれました。 田舎館小学校の5年生を対象にした出前授業「お金の教室」。JA津軽みらいの職員が講師になり、児童たちは、農場の経営者になった想定でシミュレーションゲームに挑戦しました。 ナス、トマト、キュウリのうち2つの野菜を選んで栽培し、肥料や農業用機械を買うか選択しながら、使った金額をシートに書き込みます。 野菜を害虫や病気から守り、アクシデントを乗り越えながら、どのくらい利益を上げられるかを計算し、お金の使い方について学んでいました。 【児童】 「欲しいものをすぐに買わずに、ちゃんと考えてからお金を使うことが分かりました」 (Q.おこづかいをどう使っていきますか)「前まではすぐ欲しいものはすぐ買っていて、要らないものでも買っていたので、これからは計画的にちゃんと使っていこうと思いました」 この特別授業は、農業とお金の関わり合いについて関心を持ってもらおうと、JA津軽みらいが地域貢献活動の一環として初めて開きました。