EUがMS独禁法違反見解 チームズ販売巡り、報道
【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会が、米マイクロソフト(MS)のオンライン会議用アプリ「チームズ」の販売を巡り、EU競争法(日本の独禁法に相当)違反の疑いがあるとの見解をまとめ、是正に向けた手続きを進める方針であることが13日、分かった。英紙フィナンシャル・タイムズ電子版が報じた。 MSは、チームズと業務用ソフト「マイクロソフト365」のセット販売が競争を阻んでいると批判され、EUを含め世界で分離販売を進めている。だが、ライバル各社は、チームズがMSのソフトウエアと親和性が高く、他のソフトにデータを移管することも難しいと指摘する。