ＧＴＯリバイバル放送終了後に取材会を行った反町隆史

　俳優の反町隆史（５０）が１日に放送されたカンテレ・フジテレビ開局６５周年特別ドラマ「ＧＴＯリバイバル」の反響を受け、このほど、取材会を行った。伝説の教師・鬼塚英吉を２６年ぶりに演じきり、想像以上の反響に「感謝です」と喜んだ。 　劇中で特に話題を生んだのは、反町と妻で女優の松嶋菜々子（５０）との“リアル夫婦共演”だ。９８年版「ＧＴＯ」で鬼塚の同僚だった冬月あずさ（松嶋）は、今回の「リバイバル」で鬼塚と結婚したという設定。現実でも夫婦なだけに、ラストに待ち受けたシーンは「リアル夫婦だからこそ息の合ったコンビプレイ」「エモい」とＸ上は絶賛コメントの嵐となった。 　夫婦共演を果たしたラストシーンについて、同作をリアルタイム視聴した反町は「やはり２６年後のＧＴＯをやるにあたって、鬼塚と冬月は切っても切れない関係ですから、視聴者に対して見せたかった。今は状況を。空気感というのが良い風に伝わったかなというのがありますね」と手応え。妻の松嶋には、オンエア終了後に「ありがとう」と一言伝えたという。 　反響の大きさから実現した取材会。反町は「僕の所に（知人からＧＴＯを視聴している画像）が届きまして、本当にＧＴＯをやって良かったという瞬間だった。視聴者が昔よりもテレビの前に座らない時代に、こうやって集まってくれたことが感謝なんですよ」と俳優として背筋を伸ばした。 　２６年ぶりの復活にあたっては「今回はＧＴＯを知らない子供たちが鬼塚先生を受け入れられることが大事だと思って、昔みたいにちょっと破天荒な鬼塚よりもライトに描いた」と描かれる鬼塚の“現在”を熟考。かつての生徒役の俳優たちとグループＬＩＮＥでつながっており、放送後には意見交換もしたという。２６年ぶりにＧＴＯの世界に触れ、「色んな可能性を持っている作品」と作品の偉大さを噛みしめた。