女子ゴルフ・中村心、ベストスコアで16位から5位浮上「明日も気を抜かず、できたらトップで合格」【JLPGA最終プロテスト】
◇31日 女子ゴルフ 2024年JLPGA最終プロテスト第3日(茨城大洗町、大洗GC) 2023年日本女子オープンローアマの中村心(19)がベストスコア66をマーク、前日の16位から5位に浮上した。トップは8アンダーの寺岡沙弥香(22)。6アンダー2位に神谷桃歌(18、中京大1年)と都玲華(20)が続いている。1日までの最終成績20位タイまでが合格、現状2オーバー18位タイまでで23人。 海外志向はさらに強くなっている。「今年オーガスタ(女子アマ)に行ったり、世界のいろんな選手と会って、私も…という気持ちが以前よりさらに強くなりました」という中村。まずは世界の舞台への扉を開けるべく2度目のプロテストに挑んでいる。 前日までは16位タイ。合否ライン上にいたが、この日は6バーディー66の快進撃で5位と、一気に合格安泰圏内まで順位を上げた。「初日からショットの調子はよくて、今日の序盤まではパットが決まらなかった。でも、いつか入るだろうという感じで、それまで耐えようと思ってました」と、7番で6メートルのバーディーパットが沈むと、9番からは4連続。ボギーなしでフィニッシュした。 昨年の日本女子オープンローアマで日本ジュニアの覇者。師事する中嶋常幸からは「緊張も楽しむぐらいで行け!」と激励を受けてきた。1年前の初受験時は「初日アンダーだったのに、カットラインが上がって焦っちゃって、それから全然ダメだった」と反省するが、もう焦りはない。 「明日も気を抜かず、できたらトップで合格できたらいいなと思ってます」。ECC学園高で英語のオンライン授業も受け、ヒアリング力はだいぶついてきたという中村。早くプロゴルフの世界で存分に生かしたい。
中日スポーツ