自ら魚をセリ落として激安で提供!しかも鮮度抜群!年間120万人が訪れる鮮魚市場「魚太郎」の人気の秘密に迫る!
漁師さんと直接取引して魚を仕入れ、鮮度にはとことんこだわる!
トラックに魚を積んだ三宅さんは、続けて愛知県でもトップクラスの水揚げ量を誇る豊浜漁港へ。実は、魚種と量を多く揃えるため、2つの漁港で仕入れているんです。こちらのセリは午前5時30分開始です。 片名漁港は主に三河湾側で取れる魚が集まる漁港ですが、豊浜漁港は伊勢湾側で漁船も多く、さまざまな種類の魚が水揚げされています。数ある魚の中で三宅さんが目をつけたのは、南知多では秋が旬のサワラ。その他、巨大なマダイ、日間賀島の名物マダコなど、豊浜漁港でも20種類以上の魚を仕入れました。 セリが終わった後、魚によっては「活け締め」して血抜きします。魚は、生きている時にストレスを感じると身が硬くなり、生臭さが出て、味が落ちてしまうこともあるのだとか。活きがいい魚は水槽に入れて運び、状態次第では現場でしめて鮮度をキープします。 2つの漁港で計2トンの新鮮な魚を積んだトラックは、午前6時30分に魚太郎本店に到着。本店で魚を仕分けして、全7店舗に配送します。三宅さんは、セリの時に、どのお店に配送するのかを考えながら買っているそうです。午前7時には、本店から各店舗にトラックが出発しました。 午前9時、魚太郎の営業が開始。すると開店直後から、多くのお客さんで賑わいます。一方、三宅さんはなぜか再び漁港へ!実は、南知多の漁港では、早朝1回だけでなく、時間帯ごとにさまざまな魚種のセリが行われるのだとか。どの魚も取りこぼすことなく最高の鮮度でお客さんに提供するため、三宅さんは漁港と本店を何度も往復しているんです。 午前9時30分。師崎漁港で、午前中に水揚げされたシラスを購入。三宅さんによると「シラスは小さい魚なので、ものすごく鮮度劣化が早い。時間が経つと生臭みが出てくる」のだとか。午前10時には、再び豊浜漁港でイワシを購入。本店に戻ると、すぐさま店員が販売を始めます。 しかし三宅さんの仕入れは、まだ続きます。午後2時、地元の漁師さんがトラックでやってきました。実は魚太郎は、セリで仕入れるだけでなく、漁師さんとも直接取引しているとのこと。市場が休みの時でも漁に出てくれるので、常に新しい魚を仕入れることができるのだとか。この日、漁師さんが持ってきたのは、まだピチピチと飛び跳ねているアカシャエビでした! 鮮度と安さにとことんこだわる魚太郎。そこには、仕入れ担当の「お客さんに最高の魚を届けたい」という思いがありました。 CBCテレビ『デララバ』9月25日(水)放送
CBCテレビ