「データによると…」山本由伸、第2戦は責任重大!? WS優勝を左右する一戦に「チームを窮地から救い出す役割を…」
ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手は、ニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズ第2戦で先発登板することが決まった。それは第1戦よりも重要な試合であり、初戦でドジャースが敗れた場合は、誰よりも責任重大な役割を任されることになると、米メディア『CBSスポーツ』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 山本は昨季オフにオリックス・バファローズからポスティング公示され、ポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を行い、ドジャースと12年総額3億2500万ドル(約493億円)の大型契約を結んだ。そして、メジャー1年目ながら、これまでにポストシーズンで3試合に登板。サンディエゴ・パドレスとの地区シリーズ第1戦では3回5失点と不調だったが、第5戦では5回無失点の好投を披露した。ニューヨーク・メッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズでは第4戦に先発し、5回途中2失点でドジャースのワールドシリーズ進出に貢献している。 山本はワールドシリーズ第2戦において、ヤンキースのカルロス・ロドン投手と投げ合う見通しだ。第1戦ではヤンキースのエースのゲリット・コール投手が先発登板するため、ドジャース打線が封じられるかもしれない。そのため、同メディアは「メジャーリーグのチームは7戦制のシリーズを1勝0敗で開始すると、64%の確率でそのシリーズを制するというデータがある。つまり、ロドンか山本のどちらかが、チームを窮地から救い出す役割を任されることになる」と報じ、第2戦は最も重要な一戦になるとの見解を示した。
ベースボールチャンネル編集部