<聖光・春に駆ける>’22センバツ 「日本一を取って」 3年生部員ら卒業 後輩たちにエール /福島
阪神甲子園球場で18日開幕する第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社・日本高校野球連盟主催)に出場する聖光学院で1日、卒業式があり、野球部の3年生43人が母校を巣立った。式後は部内で企画した「3年生を送る会」に出席し、大舞台に臨む後輩にエールを送った。 送る会は、毎年同校の室内練習場で行っているが、今回は新型コロナウイルス感染防止のため屋外のグラウンドで行われた。前主将や前副主将らが後輩を激励したほか、涙混じりに斎藤智也監督らへの感謝の言葉も伝えた。 前主将の坂本寅泰さん(18)は「夏に負けて、落ち込む日々だったが、選抜出場が決まったときは自分のことのようにうれしかった。日本一を取れるように頑張ってください」。赤堀颯主将(2年)は「3年生が残してきた伝統を守りながら、また新しい聖光学院を作り上げていけるよう頑張りたい」と感謝の思いを述べた。【玉城達郎】