矢井田瞳が大阪市中央公会堂で20周年ライブ 8月15日地元大阪で「ヤイコの日」開催を発表
ライブでは名刺的な曲をリアレンジして届けた
ライブでは、矢井田自身とファンが大切に育ててきた曲やヤイコの名刺的な曲を「その曲が一番輝くような形でお見せしたい」と、時にはピアノ、時にはバイオリンも入れながらリアレンジして届けた。あるいは、アコギのボディをたたきながら、アコースティックなイメージをいい意味で裏切るような斬新で激しいサウンドも。 矢井田の「歌」も際立ち、ストレートに強く優しく伝わった。「この編成って一番、詞とメロディーが浮き彫りになりやすいのかなと思って。ずっと聴いていただいている代表曲も、アレンジが変わって新曲のように聴いてもらえるし、今の新しい感じで曲を純粋に聴いてもらえてるかなと。歌うの楽しい。小学生みたいなこと言っちゃったけど(笑) ほんと楽しいです」
プラネタリウムやお寺、蔵の中でライブも
「Keep Going」ツアーは3月22日の福岡公演(DRUM LOGOS)でファイナルを迎え、同28日からはアコギのさらなる可能性を探りながら、高高-takataka-と「yaiko x takataka」Live Tour『3 -triangle-』を回る。プラネタリウム(3月28日、茨城 : 日立シビック天空劇場)、お寺(3月29日、群馬 : 高崎達磨寺 大講堂)、藏の中(4月4日、栃木 : 高根沢ちょっ蔵ホール)と会場もユニークで「距離感がぐっと近いので、ゆるさのあるあったかいライブにしたいなと思っています」とヤイコ。大阪公演は4月18日に大阪湾を望む岸和田の南海浪切ホールで開催される。
8月15日に地元大阪で「ヤイコの日」を開催
矢井田は3.11の東日本大震災以降、HEATWAVEの山口洋らと「MY LIFE IS MY MESSAGE」(福島県相馬市の復興支援活動)を行いながら、「日本を元気にしたい」「みんなに元気を持って帰ってもらいたい」という思いで、ヤイコの日(8.15)に「元気祭り」と題したライブを行ってきた。その8月15日に今年は地元大阪で「ヤイコの日」を開催する。8月15日にライブを行うのは2017年以来、3年ぶりだ。 「『元気祭り』は、とにかく元気があれば何でもできるんじゃないかと思って始めました。音楽で元気になったら、自分の好きな人に優しくできたり家族に優しくできたり、夢に向かって一歩進めたりもできるんじゃないかなと。大阪は生まれ育った場所で特別な場所。そこで815、ヤイコの日にライブができるのはとってもスペシャルなことで嬉しく思います。あれもやりたいしこれもやりたい。大阪ならではの面白いこともやりたい」とヤイコ自身も心待ちにしている。
「まだまだ続けて表現したいことがある」
「20周年を迎えて、私がデビューした頃に生まれた赤ちゃんが20歳だから初めましての人も多いとも思いますし、2周目みたいなイメージもあって、それもいいなあと思っています。今回のツアーは、『久しぶりに来た』『デビューの時以来、20年ぶりにきた』『100億年ぶりに来た』って言ってくださる方もいたりして(笑) そういうのも1周回ってきたからこそのメッセージで嬉しいなと思っています。まだまだ気持ちは新人と言ったら変かもしれないですが、まだまだ続けて表現したいことがあるので、ぜひライブを見に来てほしいです」