５回を無失点で抑えたジェレミー・ビーズリー（カメラ・朝田　秀司）

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　阪神１―０ヤクルト（１８日・甲子園） 阪神のジェレミー・ビーズリー投手が今季初登板、初勝利を挙げた。 　初回からカットボール、スライダーを的確に投げ分ける投球。５回には２四球を許したが、３つのアウトを全て空振り三振で奪った。５回２安打無失点。７奪三振を奪い、７２球で降板した。 　お立ち台では、好きな日本食を問われ「とんこつラーメン」とにっこり。阪神で１０年間プレーし、通算９８勝を挙げたメッセンジャーと好きな食べ物が同じビーズリー。来日２年目の愛され助っ人が勝利を呼び込んだ。 　以下はビーズリーのヒーローインタビュー一問一答 ―初勝利 　「すごい興奮しましたし。甲子園に戻ってこられて本当に良かったです」 ―４万人越えの声援は 　「ファンのみなさまの声援がすごいよかったので自分的にもいい投球ができましたし、ファンの方に声援をいただいて本当にうれしいです」 ―５回２安打、７奪三振無失点。素晴らしい投球 　「きょうはとにかく勝てたことが良かったです」 ―後半はしびれる展開 「勝てるようにと祈りながらベンチの中で見ていましたし。守備の方も助けてくれました。後はベンチの中でできる限り、サポートできたらいいなと思って見ていました」 ―大山の決勝タイムリーは 「点を入れてもらえて本当に幸せでしたし。６回から中継ぎ陣がしっかり抑えてくれたので、本当に良かったです」 ―ナイスピッチング 「サンキュー。タイガースファン」 （ＴＯＲＡＣＯ記者から）―好きな日本食は 「（日本語で）とんこつラーメン」