<U18W杯速報>清宮、中村不発で日本が米国に0-4完敗
4点を追う日本は6回二死から清宮の第3打席。フルカウントからウェザースが投じた外角への146キロのストレートを自信をもって見逃したがストライクの判定。清宮は不満そうな顔を浮かべた。 メキシコ戦の5番から7番に打順が下がった中村も、2回の第一打席では、センターの好守に阻まれ、先頭打者だった5回も力負けしてサードゴロ。川端から2番手の田浦文丸(秀岳館)に交代した6回二死一、二塁の場面で中村も古賀悠斗(福岡大付大濠)と交代してベンチに下がった。 9回一死一塁で清宮に4度目の打席が回ってきたが、米国3番手の最速154キロを出したギンに対してボテボテのピッチャーゴロに倒れた。併殺は免れたが、後続がなくゲームセット。0-4のスコアでわずか2安打の無失点敗戦となった。 今大会は6か国づつ2つのグループにわけられ、それぞれ総当り戦を行い、上位3チームが決勝(スーパー)ラウンドと呼ばれるトーナメントへ進むことができる。現在、日本のグループBで上位にいるのが日本、アメリカ、キューバの3チーム。スーパーラウンド進出の可能性を高めるためにも明日のキューバ戦が重要になってくる。 試合後、清宮は「完敗だったなという感じです。自分でストライクゾーンを崩してしまい、自分から崩れてしまっています。(外角中心の配球?)それはわかっていましたが、ストライクゾーンの見極めができていなかったと思います。(米国は)日本に対する思いに強いものがあると感じました。自分たちも、このチームを目標に、ここを倒さなければ世界一はないと考えています。ここを標準に(次も)しっかりと戦っていきたいです。(この敗戦で)自分たちの弱さ、何が足りないか、世界のトップがどれくらいかが、わかったと思います。まだ試合が続くので、もう一回、ひとつひとつ勝っていくしかありません。切り替えて、次に備えたいです。次(米国との対戦が)あるなら、決勝ですかね。今日の負けを無駄にしないように、この負けがあったから決勝で勝てたという風にしたいです」と、コメントした。