【戸田ボート・SGダービー】池永太が久々SGで白星発進、山田康二は同期のおかげで機力上々
<22日・戸田ボート・初日> 【ボート王国 九州・山口!】 九州・山口の郷土勢はドリームを制した峰竜太を含め5人が白星をゲットした。 口火を切ったのは前田将太。1Rからインが破れる中、前半2Rではコンマ05のトップSを決めて逃げ切り。後半11Rの2枠も2着にまとめ、好枠デーできっちりとポイントの確保に成功した。前検から好感触だった33号機も「前検の方が雰囲気はあったけど」と前置きしながらも「割といいですよ」と軽快さはキープしている。2日目は初日と打って変わっての6枠1走。予選後半を余裕を持って迎えるためにも、不利枠を克服してみせる。 4年ぶりのSGでハッスルしたのは池永太。4枠1回走りのこの日は、1M差してイン丸野一樹と併走に持ち込むと、道中競り勝って勝利。大舞台でのブランクを一切感じさせない走りを披露した。乗り心地には不安を抱えるが「足はバランスが取れて悪くない」。調整の課題をクリアして久々の晴れ舞台で暴れ回る。
機力の良さが目立ったのは山田康二。6、3枠2走を3、2着と、ともに枠番以上の好成績。舟足も「スリット近辺がいい。回り足もいいと思う」と手応えはばっちりだ。「すごくいいというところまでもう少し」と言うほど調整が進むのも同期の後押しが要因の一つ。今節前に埼玉支部で同じ102期の島田賢人にアドバイスを受けてきたとのことだが、山田が引き当てた2号機は偶然にもその島田がお盆シリーズで乗ったもの。「調整のアドバンテージはありますね」。同期の力を味方に、さらなるポイントアップを狙う。