レース前にパンク!? ベテラン競輪選手がまさかのアクシデントに驚き「こんなの初めて」
小田原競輪の「モーニング7・東京スポーツ杯(F2)」が15日に初日を開催。A級チャレンジ1Rを走った古閑良介(50歳・福岡=73期)に話を聞いた。 初連係の佐藤壮志と呼吸を合わせてワンツー決着かと思われたが、3番手で脚を温存していた里見恒平に食われて3着。それでもまずは準決まで勝ち上がった。 「状態がイマイチなだけに80点を持つ先行選手に付け切れたのは少しうれしかった。ダメなときはバックあたりでピリピリして中切れしていたと思うから」と上昇の兆しを肌で感じ取った。 ゴール寸前は佐藤が焦ってヨコに車を振ったことで、古閑の前輪と接触するあわやのプレーがあった。 「危なかったですよ。佐藤君も焦るあまりだったでしょうね。それよりも大変だったのは脚見せのとき。周回中、後ろにいた選手から『古閑さん、パンクしてる』って。そうしたら後輪がズズズってなっていた(苦笑)」 もちろん、レース前に交換したことで事なきを得たが「レース前には後ろのタイヤ、レースのあとには前のタイヤを交換ですよ。こんなの初めて」とまさかのアクシデントにヒヤヒヤだった。(netkeirin特派員)