紅白 THE ALFEE、古希の〝トリオ漫才〟でわかせる 41年ぶり出場「初出場も同然。50年物のバンドの姿を」
大みそかの「第75回NHK紅白歌合戦」（後7・20）のリハーサルが28日、東京・渋谷のNHKホールで行われている。 デビュー50周年を迎え、41年ぶり2度目の出場となる3人組バンド、THE ALFEEは「星空のディスタンス」を披露。高見沢俊彦（70）は「41年ぶり。初出場も同然。古希になりましたけど新鮮な気持ちで若い気持ちで出たい」。坂崎幸之助（70）は「だいたい先輩方でしょう？ 41年ぶりってのは（ブランク）最長記録みたいですね」。桜井賢（69）は「41年前は下っ端だったもんね」と感慨に浸った。 リハーサルは非公開で、高見沢は演出について「星空のディスタンスのようなステージです。驚くかなあ。すごい感じでしたよ。楽しみにしておいてほしいです」と予告。「50年物のバンドの姿を見ていただきたい」と力を込めた。 50年のキャリアについて聞かれると、高見沢は「あまりぴんとこない。こいつが70になったんですよ」と坂崎を指し、坂崎も「こいつもですよ。70ですよ？」。来年1月に70歳になる桜井は「世間の皆さまから見たらこんな70歳はいない」。高見沢は「新たなモデルケースですよ。前期高齢者はこう生きるべきだと講演会をやりたい」と胸を張った。 さらに、メンバーから「地毛ですから」と言われた高見沢は「歯も自前です」と自慢のロングヘアと健康的な歯をアピール。坂崎は「髪の毛は地毛なんですよ。アルフィーは3人とも地毛ってのをハッシュタグにね。歯は人の歯（人工の歯）なんです」と笑わせ、桜井は「人の歯じゃねえよ」とつっこんでいた。 また、高見沢は「1年を漢字一文字で」と質問されると「古希になりましたので、古い」と「古」と表現。「バンドも古い。骨董（こっとう）品は価値が上がる。ビンテージですから。価値が上がります。これから」と強調。トリオ漫才のようなトークでわかせた。
