坂井隆一郎、競り合い制して2連覇「勝ち切れたのは良かった」 日本選手権男子100メートル/陸上
陸上・日本選手権最終日(30日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)男子100メートル決勝は坂井隆一郎(大阪ガス)が向かい風0・2メートルの中、10秒13で2連覇を飾った。パリ五輪参加標準記録(10秒00)には届かなかったものの、競り合いを制して2009~12年の江里口匡史以来となる連覇を達成。 「(タイムは狙っていたが接戦の中で勝ち切れたのは良かった。(パリ五輪の代表選考に関わる)ワールドランキングで(出場できるか)ギリギリなのでどうなのかわからないが、出ると決まったら調整して今よりもっとレベルをあげて臨みたい」と話した。 東田旺洋(関彰商事)が10秒14で2位、柳田大輝(東洋大)が同タイムの3位だった。