「スマホ脳疲労」もの忘れ・うつの原因に……脳神経専門医オススメ“スマホ3か条”で早期改善へ『every.16時特集』
■医師考案「オメガ3脂肪酸」入りスープ
また、味覚を刺激するため、内野医師考案のスープも。抗酸化成分が多いトマトや野菜を使い、さらに、植物性のアマニ油をかけていただきます。ポイントは、アマニ油に含まれるオメガ3脂肪酸という成分。 脳神経内科医 内野勝行 医師 「オメガ3をとることで、血流が上がるので、頭の中の酸素がまわり、血液の流れがよくなり、認知症やうつのリスクも減ってくる」 スープを試食した人 「うん、おいしい」 *** 大野さんはこうした味や音(の刺激)を生活に取り入れ、“スマホ3か条”を守ることにしました。受診から3週間後、自転車に乗って現れた大野さん。最近“もの忘れ”が改善してきたと言います。 大野さん 「そうですね。調子も良くなったかなと思う」 「(スマホの)時間を決めるとか、できる限り夜に不必要に使わない習慣をつけることで、朝気持ちよく起きられるようになって、かなり改善されてきたと思ってます」 趣味のサイクリングも復活しました。
■脳疲労が早期改善する“スマホ3か条”
スマホ脳疲労の改善が見られた大野さんは、“スマホ3か条”を守り、仕事の合間には、震えるガンマ波サウンドが聞けるアプリで、聴覚を刺激。 大野さん 「ポジティブに生きられるようになったかな、という気持ちがみなぎってきたような気がします」 さらに、料理で五感を刺激。自炊することで味もにおいも楽しむように。 大野さん 「いただきまーす」 内野医師オススメの、オメガ3脂肪酸が豊富なアマニ油を、みそ汁や納豆に入れ、その味を楽しんでいると言います。 大野さん 「結構いけるんですよ。納豆と油っていい感じで」 大野さんはスマホと上手に付き合い、五感を刺激する音や味も積極的に楽しむことで、早期に脳疲労が改善されたと言います。 大野さん 「スマホ見ながら食事ってすごくムダだった。味を楽しむのと健康の恩恵を受けられる感じが大事なことなのかな」 *** いまや、“スマホなしでは生活できない…”と感じる人も多いはず。 脳疲労がたまらないよう、ぜひ一度、“スマホ3か条”を意識して、スマホの使い方を見直してほしいと医師たちは話しています。 (6月19日『news every.』16時特集より)