12月8日に「日本一長い私道」で自転車ロードレース プロから小学生まで6部門【宇部】
宇部市は、UBE三菱セメント(小山誠社長)が所有する宇部伊佐専用道路(全長31・94㌔)で、12月8日に自転車ロードレース「うべサイクルカップ」を開催する。中・四国地区で初のプロのロードレースチーム・ヴィクトワール広島の協力を得て、将来的な国際レース開催の実証イベントとして実施。今後、自転車を活用した観光コンテンツとして、国内観光客はもとより、インバウンド(訪日外国人旅行者)の増加につなげたい考え。 同道路は「日本一長い私道」として知られ、過去には広島アジア大会(1994年)の自転車ロードレース競技が行われたことがある。 今大会では、プロのロードレーサーが参加するTT、競技志向の選手が参加するV1、レース出場経験のある人向けのV2、日常的にロードバイクに乗る人向けのV3、小学4~6年生対象のキッズ、のんびりと楽しみたい人を対象としたサイクリングの6部門を用意する。 スタートは船木インターチェンジ(IC)。TT、V1~3の4部門は、同IC-流川地点を往復する18・2㌔、キッズとサイクリングは同IC-西宇部地点を往復する10・8㌔で競う。 定員は各部門40人程度。10月8日~11月24日に特設の参加申し込みサイトで受け付ける。多数の場合は抽選となる。 大会当日は、楠こもれびの郷を会場に、表彰式とヴィクトワール広島の選手との交流会を実施。キッチンカー、屋台による食のイベントも同時開催する。