世界選抜のエース・松山英樹 アダム・スコットのためにも26年ぶりの勝利へ「彼のために頑張りたい」
<プレジデンツカップ 事前情報◇25日◇ロイヤルモントリオールGC(カナダ)◇7279ヤード・パー70> ホンネを語った松山英樹の大会前インタビュー【動画】 世界選抜VS米国選抜の対抗戦「プレジデンツカップ」が、現地時間の26日より始まる。今回で6回目の出場となる松山英樹。世界ランキングは7位と、世界選抜チームの中では最上位。“エース”の立場で、今大会に挑む。 25日は、午前9時半頃に世界選抜はコース入り。チームの写真撮影のあと、11時から10番からスタートし14番まで5ホールをプレー。松山英樹はイム・ソンジュ(韓国)とコーリー・コナーズ、マッケンジー・ヒューズ(ともにカナダ)とコースの感触を確かめた。バンカーから寄せて大歓声を浴びるなど、練習ラウンドも楽しんだ様子だった。 その後に取材に応じた松山は、「プレースタイルは、みんな似ているようで似ていなかったりとか、バランスがいいチームだと思います。それをキャプテンたちがどういう組み合わせをしていくのかは分からないですけど、いいチームだと思います」と、今年のチームを評した。 8月のプレーオフ「BMW選手権」では腰痛のため棄権。体の状態が気になるところだが、「悪くないと思います」とひとまずプレーには問題ないようだ。 6大会連続6度目の出場となるが、まだ1度も勝利をつかめていない。米ツアー14勝のベテラン、アダム・スコット(オーストラリア)も勝利の味を知らない。 「1回も勝ったことないんで、その難しさをずっと僕よりアダムの方がそれは強いと思いますし、僕より熱い気持ちを持ってるのはアダムだと思います。やっぱり、彼のキャリアの中で、プレジデンツカップのキャリアの中で、1回でもチームの勝ちっていうのはついたらいいなと思いますし、それは今回がチャンスあるなってすごい自分自身も思います。彼のために頑張りたいなっていうのはあります」。世界選抜の26年ぶりの勝利へ、熱い思いを秘める。 「インターナショナルは勝てていないですけど、(ライダーカップで)ヨーロッパは勝ったりしているので。チームワークを上手く使っていければ、チャンスはめちゃくちゃあるんじゃないかなと思っています」。ラウンド1は地元のコリー・コナーズ(カナダ)とのペアで、ツアー8勝のパトリック・キャントレー&サム・バーンズと対戦する。