宇多田ヒカル、薬師丸ひろ子、ミニモニ、小林明子、チェッカーズ、修二と彰…「テレフォンソング」TOP10
<チャート総評> イントロマエストロ・藤田太郎さん
今回の「リンリン! もしもし! テレフォンソングTOP10」は、古くは1970年代に“黒電話”と呼ばれていた回転ダイヤル式の固定電話機から、2010年代のスマートフォンを歌った曲まで、幅広い年代の曲がランクインする結果となりました。 その中でワンツーフィニッシュを飾ったのは、1998年リリースの宇多田ヒカル「Automatic」と、2001年リリースのミニモニ。「ミニモニ。テレフォン!リンリンリン」。 この2曲のリリースは3年しか違わないのですが、歌詞に登場する電話は、固定と携帯で、大きく違っています。“ケータイ”の普及が一気に加速し、生活の中にある電話の存在が大きく変化したのはまさにこの時期。そんな時代背景も、今回の順位に反映されていたのかもしれません。 電話が進化していく歴史も学ぶことができた、楽しくてためになる曲がそろったTOP10となりました。 (TOKYO FM「ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!TOP10」2024年3月3日(日)放送より)