「感性を大事に伸ばして」 玄游書展学生の部最終審査会【山陽小野田】
第49回玄游書展の学生の部の最終審査会は8日、山陽小野田市民館で開かれた。西日本の各支部に所属する幼児~高校3年生から約4500点の応募があり、同会教師免許を持つ60人が入賞作品を選出した。全作品を対象にした展覧会は10月4~6日に同館で開かれる。書道研究玄游会(矢田照濤会長)主催。 3部門で実施。1部は文部科学省の指導要領に基づいて手本を半紙や小画仙紙に写す書写の部で、幼児~中学3年生の約3500点を審査。2部は課題文字を自由に書く想像力と感性の部で小学4年生~中学3年生、3部は古典臨書・創作の部で小学4年生~高校3年生を対象にし、計1000点について出来を評価した。 2、3部では特別賞の選考も実施。審査員の前に1点ずつ掲げられ、挙手で選別。集計の結果から県知事、同会会長賞などを決定した。 矢田会長は「子どもらしい健康的な字ばかり。これからも感性を大事にして伸ばしてほしい」と目を細めた。 一般の部の最終審査は10月5日に実施する。