山岳遭難が過去最多更新 中高年の遭難目立つ 長野県警「体力や準備不足による遭難が増加」と注意呼びかけ
長野県内で24年に発生した山岳遭難は321件で、遭難者数とともに過去最多となりました。 【写真を見る】山岳遭難が過去最多更新 中高年の遭難目立つ 長野県警「体力や準備不足による遭難が増加」と注意呼びかけ 県警によりますと、24年1年間の山岳遭難件数は、前の年より19件多い321件で、遭難者は18人多い350人となりました。ともに2年連続で過去最多を更新しました。 遭難による死者・行方不明者はあわせて53人で、けがをした人は142人でした。 遭難者のうち、準備不足などに伴う道迷いなどで救助要請した「無事救出者」が、44パーセントを占めています。 特に増えたのがキノコ採りによる遭難で、前の年より17件多い26件となりました。 また、バックカントリーでの遭難も24件と前の年より増えています。 遭難者は中高年が多く、県警は「体力や準備不足による遭難が増えている」として注意を呼びかけています。
信越放送
【関連記事】
- バックカントリーの遭難が1.5倍に スキー場対策も…「知識と装備、技術が必要」 長野・小谷村で遭難のイスラエル男性3人を救助
- テントが風に飛ばされ行動不能に…厳寒の北アルプスで一夜を過ごした大学生男女3人をヘリコプターで救助、雪煙上がる中【緊迫の救出劇の一部始終】
- 【雪道にご用心!】四輪駆動車は「発進」より「止める」ことを考えて…実は軽油は「凍り」ます…雪国記者が伝授!雪道に慣れていないドライバーにこれだけは伝えたいコト【雪道完全攻略】
- 【年末年始は大雪に警戒】雪道に慣れないドライバーはブレーキを慎重に…屋外駐車で「サイドブレーキ」厳禁!のワケ…雪国記者が必携「雪道走行3点セット」公開!【雪道完全攻略】
- 「急」はNG!車間距離や早めのブレーキを大切に…慣れない雪道ドライブに挑む移住者が対象「雪道運転講習会」