リニア工事の残土 条件つきで受け入れる方針 岐阜・御嵩町
リニア中央新幹線の工事に伴う残土置き場の候補地となった岐阜県御嵩町は、条件つきで残土を受け入れる方針を示しました。 リニア中央新幹線のトンネル工事に伴う残土の置き場について、御嵩町内の2か所が候補地となっています。 しかし候補地に希少な植物が群生する「重要湿地」が含まれていたことから審議会が開かれ、汚染されていない残土を受け入れるかどうかの判断を町長に委ねる意見書を提出していました。 これをうけ渡辺町長は10日、環境基準に適合しない残土については受け入れないとする一方、それ以外の残土については、一定の環境保全を条件に受け入れはやむを得ないなどとする方針を示しました。 町は来週にも、JR東海と協議を始めたいとしています。