【台湾】台風25号、15~16日に最接近か=海上警報も
台湾交通部(交通省)中央気象署は12日、同日未明に発生した台風25号(ウサギ)が15~16日に台湾に最接近するとの予測を示した。14日前後に海上台風警報を発令する可能性を排除しないとしている。 気象署によると、台風25号は12日午前8時時点でフィリピンの東の海上にあり、時速28キロメートルで西北西に向かっている。中心気圧は995ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は秒速20メートル、瞬間最大風速は28メートル。 気象署は12日午前時点で、台風25号が13~14日にかけて台湾の南部に接近すると予想。15~16日には台湾に最接近し、天候への影響も大きくなると見通した。ただ現時点での進路予想には不確実性があるとして、最新の情報を確認するよう呼びかけた。 13日明け方ごろにかけては、台風23号(トラジー)や季節風の影響で、北部の海岸や山間部、宜蘭で大雨や豪雨になる可能性があるとした。