〔東京株式〕一時700円超安=「トランプ関税」への警戒感広がる(26日前場中盤)
(10時30分)日経平均株価は一時前日比700円超安まで下落するなど下げ幅を拡大している。輸出関連株中心に値を下げ、プライム市場では約6割の銘柄が値下がり。トランプ次期米大統領が自身のSNSで中国製品に10%の追加関税を課す方針を表明したほか、メキシコとカナダにも25%の追加関税を適用すると宣言し、「東京市場では警戒感が広がり売りが加速している」(大手運用会社)という。市場関係者は「他国にも追加関税が課せられる可能性があり、トランプ関税の動向は不透明だ」(同)とみていた。 (寄り付き)日経平均株価は前日比183円38銭安の3万8596円76銭と下落して始まった。前日に上昇した反動で利益確定売りが出ている。